いけいけみらいさん

気がついたらいつのまにか3匹のジャック飼い

母を思う

毎日がステイホームですが時間があるといつでもいいやとなかなか重い腰があがりません。

今日は午前中は雨も大丈夫そうなので実家のお墓参りに。

春秋のお彼岸、年末、年始は行くようにしていますがこの長雨、雑草も気になったので朝一で行ってきました。

あきる野市との境にある霊園に実家のお墓はあります。

私の両親も二人の姉も既に他界しており仲良く同じお墓に埋葬されています。

母は終戦時期によくやるTVドラマのような戦中・戦後を生き抜いた力強い女性でした。

結婚後、父の仕事の関係で満州に渡り、長女を出産、物資のない時代姉は1カ月の短い

命を満州で失いました。

引き上げ船で一人舞鶴港につき、父の実家を頼っていったそうです。(父はロシアの捕虜となりシベリアに抑留、帰国したの3年後でした。)

戦後の闇市で商売を覚え、八王子に小さな店を開きました。

今も健在の叔母が「姉ちゃんは料理とか裁縫はダメだったけど商売はうまかったねぇ」と言います。

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嫁ぐ日の母とお宮参りの母と祖母の写真

苦労した母が私に言った言葉。

「これからの女は手に職をつけなければダメ、一人でも生きていけるようにね」

進学も学部は指定され、決して好きではなかった母ですが、結婚し子育て中も仕事を続けてこれたのは母の教えがあったからだと思っています。

お母さん、ありがとうね。